四十肩、五十肩って…

立志道(りっしどう)

2021年09月15日 17:18

皆さん、こんにちは!
富士市 中野にあります立志道接骨院、院長の井谷です。

気がつけば9月も折り返しとなっています。
やや快適に過ごせる気温になってきましたが、ふと耳をすましてみると、セミの鳴く音もまだ聞こえてきます。
夕方頃になると秋の虫たちの大合唱とともに、カメムシの姿も見受けられるようになりました。
今年もカメムシとの闘いの日々が続くのでしょうか?笑笑

本院に通院する患者さんに多いのが、肩周囲の痛みを訴える方です。
男女問わず、スポーツ活動時のケガで来院される方が多いのですが、中には原因不明の肩周囲の痛みを訴えて来院される方もいらっしゃいます。
病院で四十肩五十肩と言われたという方も見受けられます。

四十肩、五十肩は俗称であり、病名としては存在していません。
説明の際にわかりやすいことから、病院などでも患者さんに対して用いているようです。
広い意味でいいますと、肩関節周囲炎といわれるものがそれです。
しかし、肩周囲のどこに炎症があったとしても肩関節周囲炎と一括りにされてしまっています。
 ※その他にも傷病はあります。
なぜ、そうなのかといいますと、原因が明らかになっていない、ということです。
関節に問題がある、筋肉に問題がある、骨の動きに問題があるなど、さまざまな説が唱えられていますが、その人によって原因は異なるのでどれも正解になりますし、不正解にもなるように私は思います。

本院に通院された方を振り返ってみますと、肩甲骨の動きが悪く、周囲の筋肉の柔軟性が損なわれている方が多いようです。
また、早期の段階でいらっしゃった方としばらく経過してからいらっしゃった方でいいますと、やはりしばらく経過してからの方は先述した症状がより鮮明です。
このことから、放置してしまうと悪化する可能性が大きいと考えられると思います。
中には放置していたら治ったという方もいらっしゃいますが、基本的には医師の診断をお受けいただくことをお勧めします。


本院では、肩周囲の痛みなどでお越しいただいた方には、リハビリや再発防止のための運動指導を行っています。
私自身も、前職場で働いている際に突然の肩の痛みとともに、腕が挙がらなくなるという展系的な症状に見舞われたのですが、肩周囲の運動を行うことにより、2日程で症状は改善されました。
本院で運動をされた方の中には、運動の最中から痛みが軽減したり、挙がらなかった腕が挙がるようになったりする方もいらっしゃいます。
とはいえ、自己流でやたらと運動しますと、悪化の原因になりかねませんので、専門家の指導のもとで行うようにしましょう!

残念ながら、四十肩、五十肩といった症状の場合には、接骨院での健康保険を使用しての施術は認められておりません。
また、明らかなケガの場合でも、病院と接骨院との併用で健康保険を使用することも認められておりません。
自費扱いとなりますのでご了承ください。
※医師の同意や依頼があった場合はこの限りではありません。

立志道接骨院
富士市中野270-5
0545-67-3931
ご予約の際はお電話にてご連絡ください


関連記事